組立式へのこだわり

組立式へのこだわり

 楽庭は、日本庭園を誰でも簡単に設置できるように組立式になっています。その上で、誰が設置してもプロが作ったのとまったく変わりなく仕上がるようにできています。楽庭のデザインはいくつかありますが、組み立ての手順は同じです。組立には日本の伝統技術である造園の技法を駆使して、釘やビスは使いません。本物の素材を最も大切にした侘び寂びの趣を伝える仕上りにしています。組み立てた楽庭は、何度でも分解して再び組み立てられるように工夫がされています。慣れると非常に少ない時間で組立が完成できます。以下に組立の手順を説明します。

畳を敷く

下地用シートを敷く

柱台座を設置する

柱にダボを固定する

柱を立てる

割竹を取り付ける

胴縁(横の竹)を取り付ける

立子(縦の竹)を固定する

灯ろうを据える

手水鉢を置く

蹲踞役石と飛び石を配置する

白砂利を敷く

砂紋を描く

完成